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自然塗料って何?自然塗料を使った外壁塗装

こんにちは!

近年、空気中の化学物質を吸入することで発症するといわれる化学物質過敏症シックハウス症候群の方が増加していることはご存じですか?

13人に1人が発病していると言われ、低濃度でも長期に触れることで、自律神経失調やアレルギー症状に似た身体反応を生じるようになると考えられています。

そういった疾患を抱えていらっしゃる方にとって、合成樹脂や化学添加物を多く含んでいる塗料を使用しての外壁塗装は躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし、化学物質は心配だけど、お家の外壁塗装も必要になってきたという方に知っていただきたいのが「自然塗料」を使用した塗装です。
しかし、他の塗料と同様にメリット・デメリットがいくつかありますので、今回は「自然塗料」について詳しくご説明していきます!

 

外壁塗装の重要性

外壁塗装の重要性: 家の価値を向上させる!についての記事を読みたい方はこちらから

自然塗料とは?

自然塗料とは合成化学物質を極力使用せず、植物由来のオイルやワックス、天然樹脂を主成分としています。

成分と特徴

自然塗料に用いられる具体的な成分や、特性をみてみましょう。
植物性オイル:亜麻仁油やひまわり油などが代表的で、木の呼吸を助けることができる
天然樹脂:ラッカーやポニール樹脂など、木材との親和性が高く、強い保護効果を持っている
鉱物顔料:天然の土や鉱物から得られる色素で、化学合成された色素に比べて優れた耐久性がある

このように自然の原料を主成分としているため木目や木の温もりを残しながら経年劣化を楽しむことができるのが魅力です。

自然塗料の種類

次に自然塗料の種類についてご説明します。

 

  • 食物油塗料

植物性オイルを基にした塗料です。上記でお話したとおり、食物油には木材の呼吸を助ける効果があるため、湿気を調整する特性があります。仕上がりに温かみがあり、木材の質感を活かすために特に人気です。

 

  • オイルステイン

木材に浸透するタイプの塗料で、色合いや木目を引き立てる効果があります。耐候性が高く、ウッドデッキなどの外部の木材に適しています

 

  • ワックス仕上げ

蜜蝋やカルナバワックスなどの天然ワックスを使用した仕上げ方法で、木材の表面を保護しながら自然な光沢がでます。室内のフローリングなどに用いられることが多く、手触りが良く、深みのある仕上がりが特徴です。

 

  • 天然顔料塗料

岩や土壌、植物から抽出した天然顔料を使用した塗料です。色の選択肢は限られますが、優れた色合いと独特の風合いを楽しむことができます

 

このように自然塗料にも種類があり、それぞれ異なる特性や効果があるため、使用する箇所の材質に応じて塗料の選択が重要になります。

 

化学塗料との違い

ここまで、自然塗料の成分や種類についてお話してきました。

次に一般的に多く使用される化学塗料と自然塗料の違いについてお話していきます。

 

  • 成分と原料

一般的な化学塗料は、合成樹脂や化学添加物を基に製造されています。

そのため、艶加減や耐久年数、超低汚染などに特に優れている塗料が多いです。

これに対し、自然塗料は、植物由来のオイルやワックス、天然顔料などの天然素材から作られており、素材の材質を活かすことができる塗料です。

 

  • 環境への影響

化学塗料は、製造過程や使用時に揮発性有機化合物(VOCs)を放出し、空気や水質に悪影響を及ぼす可能性があります。

一方、自然塗料はVOCsの排出が少なく、環境への負担が軽減されるため、エコな選択となります。

 

  • 健康への安全性

化学塗料に含まれる有害物質は、体質によって健康に悪影響を及ぼすことがあります。

自然塗料は無害な成分から作られているため、特に小さい子どもややペットがいる家庭でも安心して使用できます。

 

  • 仕上がりの質感

自然塗料は、木目など独自の質感や深い色合いを持ち、建物に温かみを与えます

一方、化学塗料は均一でツルツルした仕上がりになる印象です。

 

  • コスト

自然塗料は環境や健康に配慮している分、一般的な塗料に比べて高価な傾向があります。

また、耐久年数も一般的な塗料に比べると、少し劣るものもあります。

代表的な自然塗料

次に、よく使用される自然塗料です。

あらかじめ知っておくと、業者との打ち合わせがスムーズにいくので、おすすめです!

 

  • オスモアンドエーデル

ウッドステインプロダクター、カントリーカラープラス

 

 

(画像引用元:OSMO&EDEL)
  • リボス

TAYA

 

 

(画像引用元:リボス)

塗料を使用する時の注意点

ここまで自然塗料についてのお話をしてきましたが、病気を抱えている方はもちろん、ペットがいる方や、小さい子どもがいる方にも魅力的に感じたのではないでしょうか?

繰り返しになりますが、体にも環境にも優しい自然塗料ですが、化学物質を全く使ってないわけではありません

化学物質を極力使わないようにしている塗料ですので、自然塗料を使用していても体に反応が出てしまう方も少なからずいらっしゃいます

そんな時にできる対策として

  • 工期をなるべく短縮してもらう
  • 工事時間は外出する
  • 工事期間中だけ仮住まいや親族の家で生活する

ことをおすすめします!

通常の外壁塗装工事には2週間前後要しますが、業者に相談すれば人員を増やして工期を少し短縮できることもあります。

また、それでも家にいるのが心配という方は、ウィークリーマンションで仮住まいをするか、親族の家が近くにあれば少し泊まらせてもらうと安心して工事を終えることができます。

化学塗料を選択する時の選び方

これまでお話してきた自然塗料の多くは、木部に適した塗料が多く、一般的な外壁材として用いられるサイディングにはあまり適していないものが多いです。

そのため、やむ負えず一般的なシリコン塗料などを選択する場合には以下に気を付けて選びましょう!

ホルムアルデヒド飛散等級F☆☆☆☆

エスケー化研のプレミアムシリコンという塗料を例にお話しします。

 

基本的に塗料メーカーの製品カタログを見るとホルムアルデヒド飛散等級という欄があります。

塗料には樹脂の原料としてホルムアルデヒドが含有されていますが、建築基準法第28条の2で建物内で使われる部材へのホルムアルデヒドの量に制限(ホルムアルデヒド放散等級)が定められています。

そのため、☆1つから☆4つで含有量が示されており、☆4つの塗料が1番ホルムアルデヒドの含有量が少ないと言えます。

 

水性塗料を選ぶ

上記のプレミアムシリコンも水性塗料ですが、油性塗料との違いは何を入れて塗料を希釈するかです。

油性塗料は溶剤で希釈して使うため、塗装中にはシンナーの臭いが発生してしまいますが、水性塗料は水で希釈するため臭いも少なく、体への負担を抑えられます

 

VOCフリー塗料を選ぶ

最初の方にもお話した揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)が含まれていないVOCフリー塗料、低VOC塗料などもあります。

しかし、まだ新しい塗料のため、選択肢が少ない傾向にあります。

 

以上のポイントをチェックして塗料選びをすると体の負担を最小限に抑えることができるので、参考にしてみてください!

 

まとめ

ここまで自然塗料についてお話してきましたがいかがでしたか?

自然塗料とは、極力化学物質を使わず植物性油や天然樹脂といった自然の原料を主成分とした環境にも体にも優しい塗料です。

オイル塗料が多く主にウッドデッキなどの木部に使われ、木目を活かした温かみのある塗装ができます。

しかし、必ずしも体に負担がかからないとは言い切れないため、心配な時は業者と相談のもと、工期や塗料の選定など、できる限りの対策を行いましょう!

 

合同会社ビサイホームでは、埼玉県川越市を中心に、埼玉県・東京都から関東全域まで外壁塗装・防水工事を行っております。

誠心誠意お客様のご要望に沿ったご提案・施工をさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください!

 

 

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